マーケティングブログ
成果に直結!インフルエンサーの有効性とは?vol.2
こんにちは。
前回のブログを読んでくださった皆様、お待たせいたしました。
Vol.1では、インフルエンサーによる”クチコミ”がいかに一般消費者に影響し重要であるか、を語りました。
Vol.2となる今回は、実際にインフルエンサー活用がどのようにホテルや旅館の売上と集客UPに繋がるのか!
を語りたいと思います。是非最後までお付き合いくださいませ!
■インフルエンサーの効果
Vol.1の最後でお伝えしたように、インフルエンサーの語源は「influence=「感化する、影響を与える」。つまりインフルエンサーは「影響を与える人」でしたね。
顔や名前といった素性・属性を晒して、常に有益な情報を惜しむことなく提供し、それを受け取る消費者に対して「真似したい!」と思わせ、行動変容を促すことが出来る人です。マーケティングにおいては「良質なクチコミを生み出す人」だと言いました。
そしてこのインフルエンサーにはフォロワーという名のファンがいるわけです。
このフォロワーたちが、皆様のいわゆる「潜在顧客」になり、ここからどんどん情報が拡散・派生し、俗にいう”バズり”が起きるのです。
■インフルエンサーの「種類」
インフルエンサーが本格的に企業のマーケティング施策などに登場してもう10年近くになりますから、上述したような”効果”は、さすがにご存じの方が多いはずです。
ではインフルエンサーの種類はどうでしょうか?
世の中に溢れるインフルエンサー、正直その正体は種々雑多で、フォロワー数から影響度合いまで異なります。
その中には自称インフルエンサーから芸能人やファッションモデルなど、テレビ露出が多く10万~100万人以上のフォロワーを抱える方々や、そういった有名人同様にSNS上で絶大な影響力を持ち、生計をたてられる程のトップインフルエンサーなどがいます。
一方で、フォロワー数は 数千人~数万人と上記に比べて少ないものの、特定の分野に特化した専門性や、特定のコミュニティの中での影響力が高い特化型インフルエンサーも存在します。
分野は多岐に渡るので紹介は割愛しますが、ここで我々がご紹介したいのが言うまでもなく旅行に特化した「トラベルインフルエンサー」です!
■大事なのは、ずばり専門性!
”トラベルインフルエンサー”と呼ばれる人たちは、文字通り「旅行に関連する情報」をメインに深~い有益情報を提供しています。
その情報は同じく旅行好きで、常に積極的に旅の情報収集をし、次の旅行の行先や旅程のお手本を探している熱意と意欲のあるフォロワーにしっかりと届きます。
深く・濃く、情報を発信できる専門性のあるインフルエンサーは
莫大なフォロワー数を誇っているわけではありませんが、本当に興味があり、情報を求めている人に届けることができると同時に、その受け手の実際の行動変容にしっかり影響を与えることができるのです。
もう少しかみ砕けば、こういうことです。
尊敬し憧れている素敵なインフルエンサーが、皆様のホテル旅館での滞在経験を通して、旅行の「プロ目線」を持ちながら客観的にクチコミを投稿してくれる。
投稿をみたフォロワーは「〇〇ちゃん(インフルエンサー)が行ってる!しかもすごいお勧めしてる〜!〇〇ちゃんが言うなら間違いないな、迷っていたけど私も行ってみよう!私も同じような映え写真を撮ってインスタに投稿したい!』という心理が働きます。
(素敵なホテル旅館の写真が投稿できれば、友達にもさらっと自慢できますしね(笑))
そして宿泊・投稿後には「私も行きたいです!」や「施設のアメニティーはどうでしたか?」「△△はどうでしたか?」などさらに細かなやりとりがインフルエンサー本人とフォロワーの間でコメント欄で行われるのも特徴です。
自分の姿をメインに、自分が主役!の華やかなトップインフルエンサーの投稿ではこうはいきません。「〇〇に泊まった私を見て!」「△△を使っている私を見て!」ではなく、
あくまで旅が主役、ホテルが主役、純粋に旅行好きが良質なクチコミをしてくれていると思ってください。しかも綺麗に撮ってくれる景観や食事の、”映え写真”とともに。
■意思決定まで影響を及ぼすことができる深い親密性と関係性!
こういった専門性のあるインフルエンサーはフォロワーとの親密性・関係性が深いのがポイントなんです。
フォロワーの「私も行きたい!」から、「予約しました!」「行ってきました!」と、まさに行動を促すことができる。フォロワーの次の旅行の“意思決定”に影響を与えられると言えるのです。
そしてフォロワーの属性はインフルエンサーの属性と非常に親和性があります。
フォロワー同士の属性も同様です。「類は友を呼ぶ」こんなにぴったりな言葉はありません。つまり、
皆様のホテル旅館が欲しい客層=フォロワー属性=トラベルインフルエンサー
ということになります。
欲しい客層、ターゲット層に合ったトラベルインフルエンサーを活用して
皆様の施設への「興味関心を掻き立て、行動まで移せる可能性の高いターゲット層にしっかりクチコミ情報を届けること!」
これを意識したプロモーション施策を継続して行うことで、皆様のホテル旅館の予約UP!宿泊者UP!に繋がる流れを築くことができるでしょう。
さて次回は、法規制検討真っ只中で大注目されている、”ステマ”(ステルスマーケティング)について深堀りしていきます。
どうぞお楽しみに!
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